リリーフバルブは、パルス内で発生したオイル圧を高圧部から低圧部に逃がすバイパス部の面積を変化させ、狙いトルクに応じてトルクとブローを調整する役目を果たします。従来品では、このバイパス部の面積はZui終狙いトルクでの適正調整位置で決定されるため、締付け中では変化させることはできませんでしたが、今回新たに開発したオートリリーフは、従来品では締付け中に変化させられなかった高圧部から低圧部へのバイパス面積を締付け過程に応じて変化させる機構でパルスツールでの締付けに対して従来品より理想的な締付けを実現しました。尚、これまで通りZui終狙いトルクの調整は、パルス部のリリーフバルブにて行って下さい。